◉書籍編集(企画・本文構成・執筆)


『末広がりのいい会社をつくる〜人も社会も幸せになる年輪経営』 塚越寛 著

【中島の編集裏話】塚越さんのご著書の制作に参加するのは、これが5冊目くらいでしょうか。すでに『いい会社をつくりましょう』(現在は『新訂いい会社をつくりましょう』)というロングセラーがあり、また他社から発刊されたヒット本もあります。塚越さんの経営哲学は、マイナーチェンジによるアップデートを重ねながらも、根本部分は不変です。その状況下で、さらに求められるとすればどういう本なのか? 結構思案しました。編集の立場で今回挑んだのは、理念は単に精神論的な体裁を述べているのではなく、理念を実践することなしにはファンも利益も得られない、という真実をできるだけ説得力をもってお伝えすることでした。「いい会社づくり」が理念であり、「年輪経営」は理念にちかづくための方法である、という構造を土台として、章立てを構成しました。文字情報でどこまで実感をお届けできるのか、それは個々の読み手に委ねるしかありませんが、これまでの塚越さんからの学びを総動員して、この段階でできることは全部やりました。

『九州バカ ~世界とつながる地元創生起業論』 村岡浩司 著

【中島の編集裏話】九州男児、という言葉からイメージする人物像のとおり、村岡さんは熱い熱い方です。ふるさと九州がとにかく大好きで、九州を経済的独立国家として発展させるべく、情報収集し、考え、行動しつづけておられます。既存の複数店舗の陣頭指揮をとりながら、新店舗の準備、新商品の開発、まちづくり活動と、目が回るような日々を送りながら、初著書の執筆に挑まれた村岡さん。日程どおりには進みません。発刊日は決まっています。編集の速度を上げるしかありません。1冊を仕上げるまでに2〜3回吐き倒れました(笑)。村岡さんの魅力を最大限に伝えるために、どういう仕立てがふさわしいか? 考案したのは「注釈」の形を借りた「副音声」スタイル。欄外コメントを、本文で語りきれない思いを欄外で存分に熱く語っていただくツールとしました。そのページ構成の提案に対し、村岡さんから「最高です!」とご返事をいただいたとき、「いい本ができる」と手応えを得ました。これまで担当させていただいた本の著者は、親子かそれ以上の開きがある年上か、1〜2回り年下のどちらかでしたが、初めて同世代の方と向き合う機会をいただけたのも愉しい経験でした。

 

『楽しいだけで世界一!』 林映寿 著

【中島の編集裏話】お寺の歴史や土地の思いを背負いながらも、身に起こるすべてを楽しんで、自分の心に・場の求めに素直に行動しつづける映寿さん。そのあり方を、たんに「映寿さんてスゴイ人ですね」で終わらせず、方法としてみんなで楽しく共有し活用していただけるよう、いろいろしくみを考えました。映寿さんのあの力をどう表現したらよいか? 
「喜楽力」と名づけました。編集の裏コンセプトを「紙上バーチャル寺子屋」として、喜楽力の構成要素をいろはかるたにのせて旗を立て、それらの集合を「喜楽力曼荼羅」に仕立てました。厳しい時間制約のなかでもなぜか楽しく、あれもやりたいこれもやりたいと次々アイデアが噴出した制作プロセスはまさしく「喜楽力」の実践トレーニングの場!? 明るいエネルギーがいっぱい詰まった1冊、スワロー亭でも販売中です。お越しの際には、どうぞお手にとってご覧ください(^^)

おもてなし日和』 高野 登 著

【中島の編集裏話】編集・構成のお役目をいただいて本の制作にかかわるとき、ご著者の方とやりとりをさせていただくなかで、当然といえばそうなのですが、お一人おひとりの反応・対応がいろいろな場面でみごとに異なるのがおもしろいところです。1冊を作り終えると、ご著者から受け取ったいちばん強い印象がいつまでも体感的に残ります。高野さんから受け取った印象は、やはり「ホスピタリティ」。サービス業に従事しているからホスピタリティ、ではないのです。講師として演台に立たれる際も、著者として編集担当者とやりとりをなさる際も、いつもと同じようにホスピタリティ。旧式な喩えですが切っても切ってもホスピタリティの金太郎飴。それが高野さんでした。編集担当者がご著者の方をもてなすのが本来なのでしょうけれど、高野さんの高度に洗練され血肉化されたホスピタリティ魂がそれを許しませんでした。制作のやりとりを介して、「高野さんの語られる『ホスピタリティ』は本物だ」と確信しました。

 

『縁〜菓匠Shimizuと伊那谷の365日』 清水慎一 著

【中島の編集裏話】 当初は「レシピ集」として企画された本でしたが、「生産者のみなさんが質の高い果物や野菜や加工品をつくってくださるから僕たちはお菓子をつくることができる。僕たちの役割は、素材のおいしさをよりよく引き出すこと」という清水さんの思いから、生産者の方々をご紹介していこう、というアイデアが生まれ、初めはそのなかの数人をご紹介する予定だったのが、「この方は外せない」「あの方もぜひ」と希望がどんどん膨らんで、本そのものが生産者様とのコラボレーションのようになっていきました。著者の方のノリや事の流れに乗っかっていく愉しさを味わわせていただいた一冊です。

『世界夢ケーキ宣言〜幸せは家族団らん』 清水慎一 著

【中島の編集裏話】 長野県伊那市で大人気のお菓子屋さん『菓匠Shimizu』のシェフパティシエで社長の清水慎一さんの本です。年に一度開催される「夢ケーキ」イベントに向けて、深夜や明け方までケーキ作りに尽力されるパティシエ、パティシェールのみなさん、そして彼ら彼女らを激励し鼓舞しつづける清水さんの姿に、度肝を抜かれました。「ここまでやるのか!」と。自分にはどこまでも厳しく、人にかぎりなく優しい、菓匠Shimizuのみなさんの笑顔に、ぜひ会いにいってください。

 

『いのち輝くホスピタリティ〜医療は究極のサービス業』 望月智行 著

【中島の編集裏話】問診の達人、望月智行先生の理念と実践を聞き書きさせていただいた1冊。取材で現場をおさわがせする一方のスタッフ一同を、望月先生と職員のみなさんはいつも最高の笑顔ともてなしで遇してくださいました。望月先生は、とにかく、与えて与えて与え尽くす方。これほど愛にあふれるトップのもとで働くことができたら、それだけで幸福になれることは間違いないでしょう。愛と言ってもただ甘やかすわけではありません。その人が成熟していくために必要なかたちで、愛を注がれるのです。

『幸福への原点回帰』
塚越寛 鍵山秀三郎 共著

【中島の編集裏話】鍵山秀三郎さん、塚越寛さん、お二人の会社を訪問しあって行われた15時間の対談を、すべて音声から文字に起こし、その全データを単語レベルにまで分解し、組み立てなおして仕上げました。仕事のやりがいもさることながら、ご著者のお二人の聲咳に接する機会をいただけたことが、大きな恩恵だったと思います。

 

『マードレの田園レシピ』 竹節しげ子 著

【中島の編集裏話】四季折々のテーマに沿ったお料理を写真に収め、ポイントを聞き取り。撮影後はスタッフ一同で食卓を囲みながら、縦横無尽に繰り出され、尽きることのない竹節さんのお話に聞き惚れ……。強く、明るく、ほがらかな、竹節さんのお人柄に支えられて、とにかく楽しく取り組むことができました。

『壁を超えろ』

【中島の編集裏話】規模は小さくても、経営理念とその実践、独自の技術力や開発力によって業界に存在感を示す長野県内の6社をご紹介しています。ものづくりの現場から発信される真摯な言葉の数々は、とても刺激的でした。この企画をご提案くださった中谷朔三先生にも、多くのことを学ばせていただきました。聞き書きをする手にも熱がこもりました。

 

『食と農のブランド力とまちづくり 玉村豊男小布施講演録』

【中島の編集裏話】小布施で行われた講演会の記録を編集するとともに、玉村豊男さんが経営される「ヴィラデスト」をお訪ねしてのインタビューを併せて収録。玉村さんから教わったアベセデス・マトリクスは、食の世界のみならず、日々の暮らしやまちづくりにも応用可能なヒントを秘めていると思います。

 

『野原の奥、科学の先 遠藤守信のクリエイティブ・スピリッツ』遠藤守信 著

【中島の編集裏話】信州大学工学部の遠藤守信教授は、カーボンナノチューブを発見し、さらにその生産方法を確立された方です。最先端科学を切り開く人物とあって、初めての面談時にはついつい身構えてしまいましたが、お目にかかった遠藤先生は、物腰やわらかで思いやりあふれる、笑顔のすてきな方でした。すごい人物ほど、謙虚さも深いのです。

 
 

『うつくしむくらし 窪島誠一郎ひとりがたり』 
窪島誠一郎 著

【中島の編集裏話】信濃デッサン館、無言館の館主、窪島誠一郎さんのご講演とインタビューを、いったんバラバラに分解して組み上げた本です。当時はまったく意識していませんでしたが、あれだけ多作でいらっしゃる窪島さんのご著書の文章を書かせていただくというのは、たいへんな仕事だったのでは……。その制作体制を鷹揚にお受けとめくださった窪島さんに、感謝するばかりです……。

 

◉書籍編集・文章構成                  

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『はなぼん〜ワクワク演出マネジメント』 花井裕一郎 著

【中島の編集裏話】タイトなスケジュールの中で高い完成度を求められたチャレンジングな案件でした。思案しているゆとりのない状況下で、ご著者の魅力をどこまで際立たせ、読み手の方々にどれだけの価値をお届けすることができるのか。崖っぷちに立ったとき、浮かんできたのが、ご著者の思考・言動・行動の軌跡から21の「わくわくマネジメント術」を抽出する、しかもそれを各節の見出し及びリードとして掲げる、というかたちでした。うまくいく保証は何もなく、仮にどこかで破綻したら取り返しがつかない綱渡りでしたが、幸いにも首尾よく運び、なんとか予定どおりに完成。精神的に鍛えられた1冊でした。

『新訂 いい会社をつくりましょう』 
塚越寛 著

【中島の編集裏話】塚越寛さんのご著書の制作に初めてかかわらせていただいた、記念の1冊です。仕事とは言いながら、ひたすら学ばせていただく結果となりました。その後、3冊もの塚越さんの本を手がけさせていただけるとは、このときは考えていませんでした。ご縁はいつ、どこから、どのように紡がれていくかわかりません。だからなおさら、一つひとつ、どの仕事も、全力を出しきらなければと思います。

 

『映像本 いい会社をつくりましょう』 
塚越寛 著 大久保寛司 監修

【中島の編集裏話】伊那食品工業の社員の方々へのヒアリングと、塚越寛会長へのロングインタビューで構成された映像本。インタビューは、大久保寛司さんのリードにより、すばらしい内容となりました。DVDに収められたインタビューとヒアリングに編集を加えて、本をつくっています。いろいろな点で、文字と映像の違いを再認識させていただく好機となりました。

『考えてみる』 
大久保寛司 著

【中島の編集裏話】暮れも押し迫ったある日、大久保寛司さんから届いた一通のメール。そこには、全国ですぐれた経営を展開される会社を歴訪してこられた大久保さんが現場で感じた「働くこと」「生きること」の真髄が、静謐な筆致で綴られていました。その後も幾度か新規原稿を追加いただき、編集をさせていただいた本です。制作を進めながら、何度も何度も、背筋の伸びる思いを味わいました。

 

著書・共著                          

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『ぼくのひまわりおじさん』 
絵と物語:チャンキー松本 ルポ:中島 敏子 
監修:半田 真仁

【中島の編集裏話】3.11のとき、東京湾沿岸に住んでいました。ものすごい揺れのあと「津波が来るらしい」というメールを受け取って、どうしたらいいのかわかりませんでした。居住地域に津波は来ませんでしたが、津波が引き金となって起こった原発事故で居住地域も高線量を記録しました。3.11を境に、自分たちの暮らしも変化を余儀なくされましたが、積極的にはなにもできずにいました。本書のモデルになっている佐久間先生は福島県田村市で、ふるさとの地で心豊かに生きていくために、子や孫に豊かなふるさとを手渡すために、積極的に行動しつづけておられる方です。いつも笑いながら、たえず「人のため」を考えながら。その佐久間先生と、いくつもの方面において天才的なアーティスト、チャンキー松本さんとの仕事。「お前はどうなんだ」と自分に問いつづける時間でした。自分にできるのは、輝いている人の「輝き」というつかみづらいもの、抽象的なものを、言葉という形で伝える、届けること。その位置に立って、やれることを全部やるだけでした。

『世界一のパン〜チェルシーバンズ物語〜』 
絵本編:市居みか ルポ編:中島敏子 
英訳:ハートララビー

【中島の編集裏話】文屋さんに企画提案をさせていただいた本です。10年ほど前に仕事でおせわになった岩崎小弥太さんのお人柄が忘れられず、いつか何かのかたちでその来し方を発信したいと思っていました。絵本編をお引き受けくださった市居みかさんと岩崎さんは、初対面のときから深い部分で何かがつながったように感じられ、絶妙のコラボレーションが展開したと思います。まちとしょテラソやカナダ大使館、私の故郷岡谷市のイルフ動画館で原画展や朗読会などのイベントを開催していただくこともできた、幸福な1冊です。  

 

『小布施町新生病院物語』 中島敏子著

【中島の編集裏話】それまで数百字~数千字の文章しか書いたことのなかった私が、1冊の本を初めから終わりまで一人で書く、という体験を初めてさせていただいた本です。1年余りにわたって新生病院へ通いつづけ、つたないながら、じっくり取り組むことができました。この体験が、いろいろな意味で、その後の土台になりました。

 

◉Poster/Flyer Design                       

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